形而上学の学び方(形而上学とは)
- HarmonyProject
- 2023年9月17日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年11月24日

形而上学の学び方
過去に、形而上学を体系的に学びたいとおっしゃる方と二度お目にかかりました。
体系的というイメージはそれぞれ違っており、1人は学校教育のように、小学1年~6年のような段階を追ったカリキュラムが組まれた勉強の仕方を望まれておりました。もう1人の方は、形而上学の全体をイメージしながら、各個別の勉強に取り組むことを望まれておりました。
こうした学び方は現代の学び方としては一般的ですが、この形而上学では、そのように行かない場合が多々あり、私も難しいと思っておりました。しかし、これから学ばれる方の為に、学び方というテーマを考えてみたいと思います。
絵姿中心の学び方
ひとつめは、原則的には今まで通りの絵姿を頂きながら、必要な学びを積み上げて行く学び方です。
これは、「絵姿では今必要な学びが同時に示される。」という前提です。絵姿を悟りの為の補助的なもの、現状改善の実践ガイド的なもの、という考えから視野を広げて、絵姿に出てくる単語や言葉の意味、理解の仕方など、ひとつひとつの絵姿を大切に勉強材料とするなら、確実にお勉強は深まって行くと、皆が納得すると思います。おして、これが王道だと考えます。

絵姿と掘り下げ、そしてご神示
絵姿の勉強と掘り下げの勉強は、ワンセットだと私は思っています。何故なら絵姿は、自分の知らせに対する新佛の意図を現すものなので、正しく理解し、正しく解る必要があるからです。
ですから絵姿の教則本と掘り下げの教則本を行きつ、戻りつしながらのお勉強になるかと思います。
「絵姿」と「掘り下げ」の教則本は、別途お買い求め頂く必要がありますが、一番振り返る事の多い教則本かと思います。
霊観に付いての教則本は三冊あり、「絵姿」「ご神示」「掘り下げ」の三部です。
霊観行に付いては、今までは口伝ということもあり、なかなかお伝えするのも難しく、また指導される方から離れて、独り歩きすることの危険さもあり、公言することをためらいましたが、そうした危険があるということを皆さんが理解した上で、修行をされることを前提にお伝えすることと致しました。
体系的な学び方
もうひとつは、日常の教学の学びとして、体系的な理解と各学びの位置づけを理解しながら、知識や経験を体験や悟りに結び付けて行く机上の学びです。
そもそも「形而上学とは?」という問いに正確に答えようとすると、当来佛の経典からの引用が一番かと思います。(もうこれはすらすらと暗記して言えるようになるのが理想だと思います。)
宇宙大自然の法則、運行には肉官の感能の知覚を超えた、官能に感知し得ない形以上の形に現れない形而上の法の能き、法則がある。この形而上の法則、能きを形而下の法則、能きと組み合わせ、併合して解明する学問、教えが哲学であり、形而上学である。(経典:当来)
形而上学の体系図
これを、私なりに考えた形而上学の体系図にしますと以下のようになります。

私自身現在、このような体系的な理解の上で学んでいます。
参考になれば幸いです。
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