精神科医が語る/うつ病は薬だけでは治らない
- HarmonyProject
- 2023年10月17日
- 読了時間: 4分
更新日:2023年10月20日

精神科医が語る/うつ病は薬だけでは治らない
「うつ病は薬だけでは治らない」ということを精神科医のドクターがYouTubeで語ってくれています。
https://www.youtube.com/watch?v=zVEquvcXlVw
現在は、こうした情報が得られる時代になって本当に良い時代だと思います。
「お薬を飲んでいるのに一向に良くならない!」とか「お薬が全然効かない!」とお悩みの方、あるいはお薬に依存してしまって、お薬がどんどん増え続ける悪循環に陥ってしまっている方、そんな患者様のご家族の方に向けて情報を提供させて頂きます。
睡眠障害の治療は、お薬を使って直すのではなく、お薬を使って生活リズムを整えて、お薬なしで眠る生活を目指しているとのことです。故にお薬に頼り切った生活は、本来の治療方針ではありません。
お薬と精神疾患のことをきちんと理解することが、早く普通の生活に戻るためのキーワードです。
薬はリスク!

形而上学を学ばれている方の中には、極端な医学否定の方もいらっしゃいます。
それは、「薬はリスク!」と言って、お薬の危険性をあおる言い方をされるかたもいらっしゃいますし、「医者と坊主と弁護士は、人生のくず拾い!」という、昔の当来佛の発言を持ち出して全否定される方もいらっしゃいます。
私がこの勉強に出会った頃も、同様のことを言われました。
当時、弁護士が私の遺産相続問題を担当し、医師が病気を担当し、坊主は私の先祖代々の墓と相続問題を担当し、そして行政は私の生活環境を担当しており、私はそうしたすべての方々のカンファレンスの中で生活が成り立っておりました。それは私に相談できる家族も親戚もなく、私に身寄りがなかったからです。
しかし世に「断薬の会」というものが存在する通り、中毒性を持った精神薬をやめることなど本当に難しいことでしたし、痛みや体調不良に敏感な私は、お薬なしの生活は考えられませんでした。
私は、お薬が体には良くないことは理解しましたが、「必要な時にはお薬の助けも借りる」と考え方を柔らかくしました。どうしても白黒を付けたくなるのが人間ですが、そうした考え方が自分を苦しめているのだ!という自己認識の始まりでした。
弁護士もお坊さんも同様に考え、現在は良い弁護士、良いお坊様とのご縁を頂いております。
選ばれた人
少なからず精神疾患を患う方は、こうした精神の進化を余儀なくされる方です。
今までの価値観では生きにくくなり、パラダイムシフト(価値の転換)を起こさなければないない方々です。
私は、こうした方々は普通に生きておられる方々と違って、逆に「神に選ばれた人」だと思っています。
なぜなら、そんなパラダイムシフトをしなくても普通に生きている人は沢山いるのに、なぜ私たちだけ頑張ってパラダイムシフトを自分に起こす必要があるのか? と考えると、必要だからですよね。
だれにとって?....「神の計画にとってであり、その使い手であるあなたにとって」ということになりますよね?
となると、やはり「選ばれて、その苦しみを持って、精神的な成長を促されている存在」と言えます。
貧・病・争

以前の記事でもテーマにしました上図を参照して頂きたいのですが、形而上学では、苦の三大要素として、「貧」「病」「争」を挙げています。
お勉強をされておられる方は、こうした「苦」の症状が出るのは、神からの「合図」ですから、その意図を知って対処する必要があることは理解しているかと思います。
ただ、それを拡大解釈されて、「貧」「病」「争」の状態にある方を、「勉強が未熟な方」「充分な理解が出来ていない方」というレッテルを貼る方がいらっしゃいます。
しかし「人」の学びの道中に、「早い」「遅い」などあるはずもなく、学び方にしても理解の仕方にしても、皆同じになるはずもなく、それが「人」の学びの在り方だと私は思っています。
また、「学び方」や「悟り方」などに付いての「優劣」など人間が決められるものでもなく、悠久の魂の旅の中での神の計画は、まるで手塚治虫氏の「火の鳥」で描かれるように、ひとつの魂でも壮大な物語を紡ぐ旅をしているのかも知れません。
視野を広く、大きな器...と絵姿には良くでますが、狭い了見での視野ではなく、もっと広い視点でものごとを捉える必要があるのかも知れません。
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